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腸内細菌について 悪玉菌

悪玉菌の一種であるウエルシュ菌は、たんぱく質やアミノ酸を腐敗させる菌で、肉食動物の腸内に多く住む代表的な菌です。
その他にブドウ球菌なども住んでいて、これらの菌により腐敗したたんぱく質やアミノ酸は、アンモニア、アミン、フェノール、トリプトファン、インドール、スカトール、硫化水素などの有害物質になります。
それらを野放しにしていると、腸管から体内に吸収されて体内を巡り、肝臓・膵臓・心臓・腎臓・生殖器など、様々な臓器の障害や、ガン、動脈硬化、高血圧、肝臓障害、自己免疫疾患、免疫能の低下などの原因となったり、便秘などで腸内に停留し続けると、ポリープや大腸ガンの原因になります。

アンモニア・・・たんぱく質の分解の過程でアミノ酸の一部が脱アミノ化という作用を受けて発生する。大量発生すると、アンモニアの解毒器官である肝臓に負担がかかり、肝臓の障害の原因になる。

アミン・・・アミノ酸が悪玉菌によって脱炭酸化して腐敗産物として出来る物質。数種類あり、少量でも強力な毒性を持つものもある。ヒスタミンは湿疹や蕁麻疹の原因物質。チラミンは高血圧を誘発する。アミンが胃や腸などの器官内で亜硝酸塩と結合して出来るニトロソアニンは、発ガン性物質。

フェノール・・・皮膚ガンの原因物質。

トリプトファン・・・インドール、スカトールなどの有害物質を作り出す。

インドール・・・悪玉菌により、トリプトファンから作られる。肝臓で硫酸抱合され、尿毒性物質のインドキシル硫酸になる。インドキシル硫酸の排泄が間に合わなくなって血液中のインドキシル硫酸の濃度が濃くなると、腎臓の疾患やガンの原因になる。

スカトール・・・排泄物のニオイの代表。インドキシル硫酸同様、排泄が間に合わなくなると血液中の濃度が濃くなると、ガンの原因になる。

硫化水素・・・排泄物の腐卵臭の元。大腸の粘膜上皮細胞が増殖する為のエネルギー源として利用している酪酸の吸収を阻止する。大腸炎の原因物質。硫化鉄と塩酸の化学反応で発生する。硫化鉄は、市販のペットフードに添加されているものがある。塩酸は、胃酸の主成分。
by drymarigold | 2004-12-07 17:31 | Study


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